2012年6月20日水曜日

大田区 環境保全課による騒音調査結果(20120620~)

何度かやりとりを行ったので、今回は大田区環境保全課からの調査結果をまとめて記載したいと思います。


【調査日程】
・2012/6/20(水)
・2012/6/29(金)
・2012/7/ 6(金)


【測定方法】
・日本工業規格Z8731の測定方法に基づき判断


【環境保全課 → ラヴィへの指導内容】
・事業者として可能な限り近隣への配慮に努めること


【その他全文】
当課において複数回測定を行ってきた結果、以前ご説明させていただきました9
0%レンジの上端の数値(L5といいます)で最大58.4dBの音を確認しました。

もちろん、この数値は私どもが測定を行った中でのL5の最大値であり、実際それ以上の音が出ている可能性もありますが、当課が相手方に対応を求めるための数値として「少なくともこの数値の音が出る可能性がある」とのことでラヴィに対して昨日対応を求めてきました(支配人が対応)。


私たちが騒音問題を取り扱う際には、「都民の健康と安全を確保する環境に関する条例」に基づき指導を行っています。規制基準には、工場等に係る規制基準とその他の日常生活に係る規制基準があります。どちらも同じ基準値ですが、指導方法において違いがあります。
当課が認可を行っている工場等の騒音問題の場合、規準を遵守するよう指導し、場合によっては強制力をもって対策を取らせることもあります。


しかし認可事業所でないラヴィのゴルフ練習場については、事業所といえども強制力をもって指導する権限がなく非常に対応が難しい案件です。


ただ当課と致しましても基準を超過している事実に基づき、ラヴィには更なる対策
を執って頂く必要がある旨を説明し依頼してきました。ラヴィとしても防音シート設置の際、防音壁の設置も考えたようですが、日照問題等他法令の制約等もあり断念したとの事でした。


当課と致しましては、設備設置等のハード面については建築士等の専門家に相談してみてはどうか、また営業時間や使用クラブの規制等ソフト面についても会社として検討し、問題解決に向け対応していただきたい旨を依頼してきました。


何かしらの動きがあり次第当課に連絡を頂くこととなっていますが、対応策が出る
までには少し時間が掛かるものと思われます。連絡が入り次第、またご報告はさせていただきたいと思いますが、実際対策を執るにあたっては当事者間でも連絡を取り合ったほうがよいと考えます。


現在、個人でラヴィに対して申し入れを行っていることと思います。
今回のような騒音問題において、先程記載したとおり当課の指導には残念ながら限界
があります。


騒音問題は個人だけでなく、他の住民も被害にあっている可能性が大であり、近隣住
民の複数の人間が困っているという事実を相手方に伝える必要があると考えます。近隣住人様の場合、マンションの管理組合にも相談しマンション住民の総意としてラヴィに対して文書等により申し入れを行い、事業所と管理組合とで話し合いを行っていくことが問題解決に向け有効かと考えます。


大田区役所 環境保全課 
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とても誠意ある調査を行って下さいました。
本当は休日や夜間等、利用者が多い時間帯に調査して欲しかったのですが、役所では無理ですものね…でも感謝です。